歯ぎしりの放置は危険!その影響とは?
日常生活の中で無意識に行われる「歯ぎしり」。多くの方が自覚しないまま過ごしている習慣ですが、放置することで歯や体全体に深刻な影響を及ぼす可能性があります。歯ぎしりが引き起こす問題とその対策について詳しく見ていきましょう。
歯ぎしりが引き起こす問題
歯ぎしりは、歯を強く擦り合わせることで発生する習慣で、以下のような問題を引き起こします。
・歯の摩耗
長期間の歯ぎしりは歯の表面を摩耗させ、歯が短くなる原因になります。これにより、冷たい飲み物がしみるなどの知覚過敏を引き起こすことがあります。
・歯の破損
歯にかかる力が過剰になると、詰め物や被せ物が割れたり外れたりするリスクが高まります。重度の場合、歯そのものが欠けることもあります。
・顎関節症
歯ぎしりは顎の筋肉や関節に大きな負担を与えます。これが続くと、顎関節症を発症する可能性があり、顎の痛みや口を開けにくいといった症状を伴います。
放置するとどうなる?歯ぎしりが身体に与える影響
歯ぎしりはお口の中だけでなく、全身にさまざまな悪影響をもたらすことがあります。例えば、以下のような症状に発展することがあります。
・肩こりや頭痛
顎の緊張が首や肩の筋肉に負担をかけ、慢性的な痛みを引き起こすことがあります。
・睡眠の質の低下
歯ぎしりによる緊張感が、深い睡眠を妨げる原因となることも少なくありません。
・歯周病の悪化
歯ぎしりにより歯茎や歯を支える骨に過剰な力が加わり、歯周病が進行しやすくなります。
気づきにくい習慣だからこそ、早めの対策が重要
歯ぎしりの問題は、患者さん自身が気づきにくい点が特徴です。自覚がないまま放置してしまうと、取り返しのつかないダメージを受けることもあります。そのため、次のような兆候がある場合には、早めの受診をお勧めします。
・朝起きた時に顎がだるい、痛む
・歯が削れていると感じる
・家族に「寝ている間に歯ぎしりをしている」と指摘された
歯ぎしりは対策を講じることで、進行を抑えたり症状を軽減することが可能です。例えば、マウスピース(ナイトガード)の装着は歯や顎を守る有効な手段です。個人の症状に合わせたマウスピースを歯科医院で作成することで、適切に対応することができます。
歯ぎしりのサインに気づいていますか?
歯ぎしりは、就寝中など無意識に行われるため、多くの方が自覚しにくい症状です。しかし、いくつかのサインを見逃さないことで早期発見と対策が可能になります。ここでは、歯ぎしりの代表的なサインと、その影響について詳しく解説します。
朝起きたときの顎の痛みや疲労感
朝目覚めたときに、顎周りに違和感や疲労感を覚えたことはありませんか?歯ぎしりをすることで、顎の筋肉が過剰に緊張し、その結果、痛みやだるさを引き起こします。長期間放置すると、顎関節症に発展することもあるため注意が必要です。
特に次のような症状がある場合、歯ぎしりが原因の可能性が高いです:
・顎を動かすとカクカク音がする
・顎のだるさが取れず、日中も違和感を感じる
・食事の際に顎が疲れやすい
こうした症状が続く場合は、早めの受診を検討してください。適切な診断と対処で症状の悪化を防ぐことができます。
歯のすり減りや詰め物が外れるトラブル
歯ぎしりの大きな影響のひとつに、歯そのものへのダメージがあります。
歯ぎしりを繰り返すことで、以下のような問題が起こりやすくなります:
・歯のすり減り
歯ぎしりによって歯の表面が削れ、歯が短くなります。これにより、知覚過敏が発生することがあります。
・詰め物や被せ物の外れ
歯にかかる過剰な力が原因で、治療後の詰め物や被せ物が外れたり破損したりすることがあります。
・歯のひび割れ
強い咬合力が長期間続くと、歯の表面にひびが入ることもあります。このひび割れが原因で虫歯や歯周病が進行するケースも見られます。
歯科医院での定期検診を受けることで、これらのトラブルを早期に発見し、適切な対応を取ることが可能です。
家族に指摘される「夜間の歯ぎしり音」
歯ぎしりの音は、非常に強い力がかかるため、寝室を共にする家族やパートナーに気づかれることがあります。「夜中にギリギリと歯をこすり合わせる音がする」と指摘された場合、それは歯ぎしりの確かなサインです。
家族に指摘された場合は、以下の点を確認してみてください:
・歯ぎしりの頻度(毎晩行っているのか、時折なのか)
・音の強さや長さ
・朝の体調や顎の状態に影響が出ていないか
これらの情報をもとに歯科医院を受診すると、適切な診断と治療を受けることができます。
歯ぎしりのサインを見逃さないために
歯ぎしりは、早めに対処することでその影響を最小限に抑えることができます。
次のポイントに注意し、サインを見逃さないようにしましょう:
・定期的な歯科検診で歯や顎の状態をチェックする
・家族やパートナーに自分の睡眠中の様子を聞いてみる
・朝起きたときの体調や口内の違和感をメモしておく
歯ぎしりの対策として、個人に合ったマウスピース(ナイトガード)の使用が効果的です。
マウスピース(ナイトガード)がもたらす4つの効果
歯ぎしりや食いしばりにお悩みの方におすすめの「マウスピース(ナイトガード)」。歯科医院で作成されるこの装置は、寝ている間に起こる無意識の歯ぎしりによる影響を最小限に抑える強力な助っ人です。ここでは、ナイトガードがもたらす4つの効果を詳しく解説します。
歯の摩耗を防ぎ、大切な歯を守る
歯ぎしりは歯の表面を摩耗させる原因となります。強い圧力が加わることで、歯が短くなり、知覚過敏を引き起こすこともあります。ナイトガードは歯の表面に直接加わる力を緩和し、歯の摩耗を防ぐ役割を果たします。
また、歯ぎしりが続くと歯が欠けたり、ひびが入ることもありますが、ナイトガードを装着することでこれらのリスクを軽減できます。歯を長く健康に保つために、ナイトガードは欠かせないツールと言えます。
顎の負担を軽減し、顎関節症を予防
歯ぎしりや食いしばりは、顎関節やその周辺の筋肉に過剰な負担をかけます。このような負担が長期間続くと、顎関節症の原因になる可能性があります。顎関節症は、顎の痛み、口を開けづらい、カクカク音が鳴るなどの症状を引き起こし、日常生活に支障をきたすこともあります。
ナイトガードは、歯と歯の間にクッションのような役割を果たし、噛みしめる力を分散させます。このため、顎関節や周辺の筋肉の負担を軽減し、顎関節症の予防につながります。
被せ物や詰め物の保護で再治療のリスクを軽減
歯ぎしりの強い力は、詰め物や被せ物に大きなダメージを与えることがあります。せっかく治療した部分が破損すると、再治療が必要になり、時間的・経済的な負担が増えてしまいます。
ナイトガードを使用することで、噛み合わせにかかる力を分散し、治療済みの箇所を守ることができます。特にセラミッククラウンやコンポジットレジンなどの繊細な補綴物を使用している方には、ナイトガードの装着が非常に有効です。
噛み合わせを安定させるサポート
歯ぎしりによる力は、歯をわずかに動かしてしまうことがあります。これが繰り返されると、噛み合わせが乱れる原因となり、さらに歯ぎしりや顎への負担を助長する悪循環に陥ることもあります。
ナイトガードは、歯ぎしりの力を抑えるとともに、歯の位置を固定する役割も果たします。これにより、噛み合わせが安定し、歯の位置がズレるのを防ぎます。
マウスピースの種類と選び方
歯ぎしりや食いしばり対策として多くの方に利用されている「マウスピース(ナイトガード)」。しかし、マウスピースにはいくつかの種類があり、それぞれ特徴や使用感が異なります。ここでは、マウスピースの種類と選び方について詳しく解説し、患者さん一人ひとりに適した選択をサポートします。
ソフトタイプとハードタイプの違い
マウスピースには大きく分けて2つの種類があります。それぞれの特徴を理解して、自分に合ったものを選ぶことが大切です。
-ソフトタイプ
ソフトタイプのマウスピースは、名前の通り柔らかい素材で作られており、装着時の違和感が少ないのが特徴です。特に、歯ぎしりが比較的軽度の方や、初めてマウスピースを使用する方に適しています。また、柔らかい素材でできているため、顎や歯への負担を軽減する効果もあります。
注意点
・耐久性が低く、強い歯ぎしりの場合には穴が空きやすい
・長期間の使用で形状が変化しやすい
-ハードタイプ
一方で、ハードタイプのマウスピースは、硬いレジン(プラスチック)素材で作られています。耐久性が非常に高く、強い歯ぎしりや食いしばりがある方におすすめです。また、装着中に歯がずれるのを防ぎ、噛み合わせを安定させる効果が期待できます。
注意点
・初めての使用時に違和感を感じやすい
・装着に慣れるまで時間がかかることがある
あなたに合った素材と厚みを選ぶポイント
マウスピースを選ぶ際には、素材だけでなく「厚み」も重要なポイントです。適切な厚みを選ぶことで、快適な装着感と効果的な歯の保護が得られます。
◎厚みの選び方
・1mm以下: 装着時の違和感を最小限に抑えたい場合や、軽度の歯ぎしり対策に適しています。
・1.5mm〜2mm: 中程度から強い歯ぎしりや食いしばりに対応。歯への保護効果が高い厚みです。
・2mm以上: 顎関節症の予防や重度の歯ぎしり対策として使用されることが多い厚みです。
◎選ぶ際のポイント
歯ぎしりや食いしばりの強さだけでなく、顎関節の状態や噛み合わせの問題も考慮する必要があります。歯科医師の診断をもとに、最適な素材と厚みを選んでください。
歯科医院で作るオーダーメイドの魅力
市販のマウスピースも手軽に購入できますが、歯科医院で作るオーダーメイドのマウスピースは、その効果と快適性の面で大きな違いがあります。
◎市販品とオーダーメイドの違い
-市販品
一般的なサイズで作られているため、フィット感が低く、歯や顎への負担が残ることがあります。また、噛み合わせの乱れを助長するリスクも考えられます。
-オーダーメイド
精密な型取りを行い、患者さん一人ひとりの歯列や噛み合わせに合わせて作成されます。そのため、違和感が少なく、効果的に歯ぎしりや食いしばりを軽減します。
◎オーダーメイドのメリット
1.フィット感の向上
歯科医師が調整するため、ぴったりとした装着感が得られます。
2.長持ちする耐久性
高品質な素材を使用するため、市販品よりも長く使用できます。
3.個別の対応
噛み合わせや歯の状態に応じて微調整が可能です。
どれくらいの期間で効果を実感できる?
歯ぎしりや食いしばりの対策として有効な「マウスピース(ナイトガード)」ですが、効果を実感できるまでの期間は個人差があります。ここでは、初めての装着時の注意点や効果が現れるタイミング、継続的な使用の重要性について詳しく解説します。
初めて使うときの違和感と慣れるまでのプロセス
マウスピースを初めて装着すると、多くの方が「異物感」を覚えます。これは口腔内に新しいものを入れるため、当然の反応です。しかし、適切に作成されたマウスピースであれば、次第に慣れていきます。
◎初期に感じる違和感
・装着時に少しきつく感じる
・唇や頬の内側が圧迫される感覚
・寝付きが悪くなる
これらの違和感は通常、3日から1週間程度で軽減します。マウスピースが口腔内に馴染む過程で、装着中のストレスが徐々に緩和されます。
◎慣れるためのポイント
・就寝前に数分間装着し、違和感を減らしておく
・初めは数時間だけ装着し、徐々に使用時間を延ばす
・歯科医師に相談し、微調整を行う
このプロセスをしっかり踏むことで、マウスピースの使用が快適になります。
効果を感じ始める1週間後の変化
マウスピースの効果を実感するタイミングは、通常1週間程度が目安です。多くの患者さんが、以下のような変化を報告されています:
◎改善される症状
・朝起きた時の顎の痛みや疲労感が軽減する
・歯の摩耗が進まなくなる
・寝起きのすっきり感が増し、深い睡眠を取れるようになる
◎早期効果を実感するコツ
・毎晩欠かさず使用する
・きちんとお手入れをして清潔な状態を保つ
効果が実感できるまでの期間は個人差がありますが、多くの場合、1週間を過ぎるとその効果を感じ始める方が増えてきます。顎や歯への負担が減ることで、体全体の健康状態が改善されることもあります。
継続的な使用が歯の健康を支える鍵
マウスピースは一時的な解決策ではなく、歯ぎしりや食いしばりによるダメージを予防するための長期的な対策です。
メリット
1.歯や顎を守る
歯の摩耗や破損を防ぎ、詰め物や被せ物の寿命を延ばします。また、顎関節症の進行を抑える効果も期待できます。
2.噛み合わせの安定
歯ぎしりによる噛み合わせの乱れを予防し、健康な咬合状態を維持します。
3.全身の健康をサポート
顎や歯への負担が軽減されることで、頭痛や肩こりの改善につながる場合があります。
市販品との違い:歯科医院で作るマウスピースの安心感
歯ぎしりや食いしばり対策として、マウスピース(ナイトガード)は非常に有効な手段ですが、その効果を最大限に引き出すためには「どこで作るか」が重要です。市販品と歯科医院で作成されるマウスピースには、素材や適合性、使用感に大きな違いがあります。ここでは、歯科医院でのオーダーメイドの魅力と市販品のリスクについて詳しく解説します。
市販品のリスク:適合性の低さや噛み合わせの乱れ
市販のマウスピースは、手軽に購入できる利点がある一方で、以下のようなリスクが伴います。
1.適合性の低さ
市販品は一般的な形状とサイズで作られているため、個人の歯列や噛み合わせにぴったりとフィットしないことが多いです。
この不適合により、以下の問題が起こる可能性があります:
・ズレやすさ:就寝中にマウスピースがずれることで効果が低下します。
・違和感:フィット感が悪いことで装着時のストレスが増大。
2.噛み合わせの乱れ
市販のマウスピースは、全体的な力の分散が不十分で、特定の歯に過度な負荷をかけることがあります。この結果、以下のリスクが生じることがあります:
・歯の移動や歪み:噛み合わせが悪化し、さらに治療が必要になることも。
・歯の損傷:力が集中することで、歯が割れたり欠けたりする可能性があります。
歯科医院での精密な型取りがもたらす快適さ
歯科医院で作成されるマウスピースは、患者さん一人ひとりの口腔内に合わせて作られるため、市販品にはない快適さと効果を提供します。
1.精密な型取り
歯科医院では、専門的な技術を用いて患者さんの歯型を採取します。
メリット
・高いフィット感
個々の歯列にぴったりと合うため、ズレや違和感が最小限。
・均等な力の分散
全体に噛む力を分散させることで、歯や顎への負担を軽減。
2.個別のカスタマイズ
患者さんの噛み合わせや歯ぎしりの強さに応じて、素材の種類や厚みを調整します。これにより、治療効果を最大限に引き出します。
定期的なチェックと調整で長期間の使用をサポート
市販品と異なり、歯科医院で作成されるマウスピースは、定期的なメンテナンスが可能です。これにより、長期間快適に使用することができます。
1.状態の確認
定期的に歯科医院を訪れることで、以下の点をチェックできます:
・摩耗や変形の確認:歯ぎしりの力による摩耗や形状の変化を早期に発見。
・噛み合わせの調整:使用中に噛み合わせが変化した場合でも、微調整が可能。
2.メンテナンスの重要性
マウスピースは長期間使用する中で、汚れや細菌が蓄積することがあります。歯科医院でのクリーニングや調整により、清潔で安全な状態を維持することができます。
マウスピースを使うことで得られる生活の変化
歯ぎしりや食いしばりに悩む患者さんにとって、マウスピース(ナイトガード)は単なる治療道具ではありません。それを装着することで、日々の生活にさまざまなポジティブな変化をもたらします。ここでは、マウスピースを使用することで得られる具体的な変化と、その効果について詳しく解説します。
歯や顎の痛みから解放される日々
歯ぎしりは、歯や顎に過度な負担をかけるため、朝起きたときに顎や筋肉が痛むことがよくあります。この痛みは日常生活に影響を与え、食事や会話も不快に感じることがあります。
◎マウスピースの効果
・歯への負担を軽減
歯の表面に直接加わる力を和らげるため、摩耗や破損を防ぎます。
・顎関節の保護
顎の筋肉や関節にかかる力を分散し、顎関節症のリスクを軽減します。
・慢性的な痛みの緩和
継続的に使用することで、顎や頭部にかかる負担が減り、痛みから解放される日々を取り戻せます。
痛みがなくなることで、食事や仕事、日常のあらゆる場面が快適になり、より活力のある毎日を過ごすことができるようになります。
安心してぐっすり眠れる毎晩
歯ぎしりは、睡眠の質にも影響を与えます。歯ぎしりによる筋肉の緊張が、浅い眠りを引き起こし、起床時に疲れを感じる原因となります。
◎マウスピースがもたらす効果
・深い眠りのサポート
歯ぎしりによる不快感や緊張を緩和することで、より深い眠りを促します。
・いびきの軽減
歯ぎしりと共に発生することの多いいびきを軽減し、同室の家族やパートナーも快適に。
・目覚めのスッキリ感
睡眠中の筋肉負担が減ることで、朝の目覚めが爽快に。
質の高い睡眠は、心身の健康に直結します。マウスピースを使い始めると、「こんなにもぐっすり眠れるのか」と感じる方が多くいます。
見た目の改善と笑顔の自信回復
歯ぎしりを放置していると、歯が摩耗して短くなったり、欠けたりすることがあります。これが見た目に影響を与え、笑顔に自信を失う原因になることも少なくありません。
◎マウスピースがもたらす美容効果
・歯の保護
摩耗や破損を防ぎ、歯を健康で美しい状態に保ちます。
・笑顔の美しさ
歯ぎしりのダメージが進行しないことで、笑顔が自然で魅力的に見えます。
・自信の回復
見た目が改善されることで、人前で話したり笑ったりすることへの抵抗感が軽減されます。
歯は健康だけでなく、第一印象にも大きな影響を与える要素です。マウスピースを使うことで、健康な歯を保ちつつ、美しさも取り戻すことができます。
来院の流れ:初診からマウスピース作成まで
歯ぎしりや食いしばりに悩む方にとって、マウスピース(ナイトガード)は生活の質を向上させる重要なアイテムです。初めて歯科医院でマウスピースを作成する場合、どのような流れで進むのかが気になる方も多いでしょう。ここでは、初診からマウスピース完成までのプロセスを詳しく解説します。
カウンセリングで悩みを共有
まずはカウンセリングを通じて、患者さんの悩みや症状について詳しくお伺いします。この段階では、歯ぎしりの程度や睡眠中の症状、日常生活で感じる不調についてお話しいただきます。
具体的に確認するポイント
・朝起きたときの顎の痛みや疲労感があるか
・家族やパートナーに「歯ぎしり音」を指摘されたことがあるか
・歯の摩耗や詰め物の外れなどのトラブルがあるか
カウンセリングでは、患者さんのライフスタイルやご要望も考慮しながら、最適なマウスピースの種類を提案します。また、歯ぎしりや食いしばりが全身の健康に与える影響についても丁寧にご説明します。
精密な型取りと個別に合わせたデザイン作成
カウンセリングが終わったら、マウスピース作成のために精密な型取りを行います。この工程は、マウスピースの適合性を高めるために非常に重要です。
精密な型取りの流れ
1.専用のトレーと型取り材を使用して患者さんの歯型を採取します。
2.採取した型をもとに、噛み合わせや歯の位置を考慮した設計を行います。
3.材料の種類や厚みを患者さんの症状に応じて選定します。
◎オーダーメイドの魅力
・患者さんの歯列や噛み合わせに完全にフィットするため、装着時の違和感が最小限。
・効果的に歯や顎を保護し、長期間使用可能な耐久性を実現。
また、歯ぎしりの強さや噛み合わせの状態を基に、ハードタイプやソフトタイプ、またはその中間の素材などを選びます。
完成後の装着チェックとアフターフォロー
マウスピースが完成したら、実際に装着していただき、フィット感や使用感を確認します。この段階で微調整を行い、患者さんに最適な形に仕上げます。
装着チェックのポイント
・歯列にぴったりとフィットしているか。
・噛み合わせが正しく調整されているか。
・装着時に痛みや違和感がないか。
また、マウスピースを長期間快適に使用するためには、定期的なメンテナンスが欠かせません。
当院では以下のようなサポートを提供しています:
・定期検診
マウスピースの摩耗や変形をチェックし、必要に応じて調整します。
・クリーニング方法の指導
汚れや細菌を防ぐためのお手入れ方法を丁寧にご説明します。
・ライフスタイルのアドバイス
歯ぎしりや食いしばりを軽減するための日常生活での注意点をお伝えします。
マウスピースを効果的に使うためのコツ
マウスピース(ナイトガード)は、歯ぎしりや食いしばりによる影響を軽減するために非常に効果的なツールです。しかし、最大限の効果を得るためには、正しい使い方とお手入れが欠かせません。ここでは、マウスピースを効果的に使い続けるための具体的なコツをご紹介します。
使用後の正しいお手入れ方法
マウスピースを使用した後は、汚れや細菌を取り除き、清潔な状態を保つことが重要です。適切なケアを怠ると、細菌が繁殖し、口腔内のトラブルを引き起こす可能性があります。
◎お手入れの手順
1.流水で洗浄する
使用後は、まず流水でしっかりと洗い流します。表面に付着した唾液や汚れを落とすことが目的です。
2.柔らかい歯ブラシで磨く
中性洗剤やマウスピース専用の洗浄剤を使用し、柔らかい歯ブラシで優しく磨きます。強くこすると傷がつく可能性があるため注意が必要です。
3.完全に乾燥させる
洗浄後は、自然乾燥または清潔な布で水分を拭き取り、しっかり乾燥させます。湿った状態で保管すると細菌の繁殖を招く恐れがあります。
注意点
・歯磨き粉の使用は避ける
研磨剤が含まれているため、マウスピースの表面に傷がつく可能性があります。
・熱湯は厳禁
高温で変形するリスクがあるため、ぬるま湯を使用してください。
汚れや傷を防ぐ保管のポイント
マウスピースを長く清潔に使い続けるためには、保管方法も重要です。適切な保管が行われていないと、汚れや変形、傷が発生しやすくなります。
保管時の基本ルール
・専用ケースに入れる
使用後は必ず専用の通気性のあるケースに保管してください。ケースに入れることでホコリや汚れから守られます。
・直射日光や高温を避ける
マウスピースの素材は熱に弱いため、直射日光や高温の場所での保管は避けてください。特に夏場の車内や加熱器具の近くは注意が必要です。
・清潔な環境で保管する
ケース自体も定期的に洗浄し、清潔な状態を保ちましょう。
◎こんな場所での保管はNG
・水回り:湿気が多い場所はカビや細菌の繁殖を促します。
・ポケットやバッグの中:ケースに入れず直接持ち運ぶと傷がついたり、破損したりする可能性があります。
定期的なメンテナンスの重要性
どんなに丁寧にお手入れをしていても、マウスピースは使用するうちに摩耗したり、噛み合わせが変化したりすることがあります。定期的に歯科医院でメンテナンスを受けることが、長期間快適に使い続けるためのポイントです。
メンテナンスで行う主な内容
・摩耗や変形のチェック
長期間使用することで表面がすり減ることがあります。適切な厚みを維持するために、必要に応じて新しいマウスピースに交換します。
・噛み合わせの調整
歯ぎしりの習慣や歯列の変化によって噛み合わせがズレることがあります。微調整を行い、フィット感を最適化します。
・清掃や消毒
専門的な機器を使用して、家庭での洗浄では落としきれない汚れや細菌を除去します。
一般的には半年に1回程度のチェックを推奨しています。ただし、歯ぎしりが強い方や、使用頻度が高い場合は、より短いスパンでの受診が望ましいです。
患者さんの健康を第一に考える当院のサポート体制
歯ぎしりや食いしばりによるお悩みは、単にマウスピースを提供するだけでは十分に解決できない場合もあります。当院では、患者さんの健康を第一に考え、一人ひとりに最適な治療を提案する総合的なサポート体制を整えています。ここでは、当院の取り組みについて詳しくご紹介します。
マウスピースだけではない、総合的な治療のご提案
歯ぎしりの原因は、単に癖や習慣だけでなく、ストレスや噛み合わせの不具合、全身の健康状態といった複数の要因が絡み合っていることが多くあります。そのため、マウスピースの提供だけでなく、総合的な治療アプローチが必要です。
◎当院が提供する治療の一例
1.噛み合わせの調整
歯ぎしりが噛み合わせの問題によって引き起こされている場合、調整を行うことで症状が改善されることがあります。
2.ストレスマネジメントのサポート
歯ぎしりがストレスに起因している場合、リラクゼーション法の提案や専門機関への連携を行います。
3.定期検診と予防ケア
歯ぎしりの進行を防ぐために、定期的に口腔内の状態をチェックし、最適な予防ケアを提案します。
4.ライフスタイルのアドバイス
食生活や睡眠環境の改善など、日常生活の中でできる対策もアドバイスいたします。
これらの取り組みにより、歯ぎしりによるダメージを防ぎ、患者さんの健康を総合的にサポートしています。
患者さん一人ひとりに寄り添う丁寧なカウンセリング
当院では、初診時のカウンセリングを特に重視しています。歯ぎしりに関する症状やお悩みは人それぞれであり、その背景や生活習慣によって適切なアプローチも異なります。
カウンセリングでの主な内容
・現在の症状や悩みのヒアリング
・生活習慣やストレス要因についての相談
・治療方針や選択肢についての説明
患者さんが抱える不安や疑問を丁寧にお聞きし、一緒に解決方法を見つけていくことを大切にしています。また、治療内容を分かりやすく説明することで、患者さん自身が治療の方向性を理解し、納得して進められるよう努めています。
「今すぐ相談したい」と思える安心の対応力
歯ぎしりは、症状が進行する前に対策を講じることが重要です。しかし、多くの患者さんは「何を相談すればよいかわからない」「大げさだと思われるのでは」と不安を抱えがちです。当院では、そのような不安を取り除くため、患者さんが気軽に相談できる環境を整えています。
◎当院の対応力のポイント
1.迅速な予約と対応
症状が深刻化する前に受診できるよう、スムーズな予約システムを導入しています。
2.リラックスできる雰囲気
患者さんが緊張せずに相談できるよう、スタッフ一同が親身に対応し、落ち着いた空間を提供しています。
3.アフターフォローの充実
治療後も定期的なチェックやアドバイスを行い、患者さんが安心して治療を続けられるようサポートします。
監修:青山一丁目 麻布歯科
所在地〒:東京都港区赤坂8-5-32 田中駒ビル1F
電話番号☎:03-6434-9877
*監修者
青山一丁目 麻布歯科
ドクター 安達 英一
*出身大学
日本大学歯学部
*経歴
・日本大学歯学部付属歯科病院 勤務
・東京都式根島歯科診療所 勤務
・長崎県澤本歯科医院 勤務
・医療法人社団東杏会丸ビル歯科 勤務
・愛育クリニック麻布歯科ユニット 開設
・愛育幼稚園 校医
・愛育養護学校 校医
・青山一丁目麻布歯科 開設
・区立西麻布保育園 園医
*所属
・日本歯科医師会
・東京都歯科医師会
・東京都港区麻布赤坂歯科医師会
・日本歯周病学会
・日本小児歯科学会
・日本歯科審美学会
・日本口腔インプラント学会
投稿日:2025年1月27日