青山一丁目麻布歯科です。
本日は「不正咬合の原因」についてお話しします。
はじめに
不正咬合とは、骨格の形態や歯の出方など様々な要因で、上下の歯が正常にかみ合わない状態のことです。不正咬合は、矯正治療によって改善することができます。
『不正咬合の原因』
不正咬合の原因は、骨格や歯(歯槽骨)、機能などがあります。
1:骨格の問題
骨格の問題とは、顎の骨の大きさ、位置の不一致などを指します。例えば、顎の骨が小さく、その上に標準的なサイズの歯が乗っている場合、歯が収まりきらず、叢生(そうせい)になることがあります。この骨格性不正咬合を原因とするものに顎変形症があり、不正咬合と顔面変形が見られます。
2:歯並びに関する問題
歯の角度が斜めになっていたり、大きさがきちんと揃っていない場合です。
3:機能的な問題
歯並びが悪いために、口を閉じたときに一部の歯だけが接触してしまう場合があります。そのため、噛み合わせる下顎の位置に異常(ズレ)が生じます。これを機能的不正咬合と呼びます。
唇裂・口蓋裂のように生まれつきのものもあれば、後年になって発症する場合もあります。
成長による顎の発育のアンバランスは、後天性不正咬合の原因のひとつとされています。また、長時間指しゃぶりをするなどの行動が、後天性不正咬合を引き起こしている可能性があると考えられています。
少しでも参考になれば幸いです。
本日も最後までお読みいただきありがとうございます。
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投稿日:2023年1月14日