青山一丁目麻布歯科です。
子どものむし歯予防には、フッ素を塗った方がいいと聞いたことがありませんか?
ですが、「本当に効果はあるの?」と思っている方もいると思います。
本日は、そんなフッ素によるむし歯予防の効果についてお話していきます。
『フッ素の働き』
1)再石灰化の促進
お口の中では、プラーク(歯垢)が作った酸などにより、歯に含まれるカルシウムやリンなどのミネラルが溶け出す「脱灰」と、唾液の働きによって溶け出した成分を元に戻す「再石灰化」が繰り返されています。
その再石灰化をフッ素は助けてくれ、歯の修復が促進されます。
また、これにより白濁程度の初期むし歯であれば、修復して健康な歯を保ってくれます。
2)酸の生成を抑制
プラーク(歯垢)中に潜んでいるむし歯の原因菌の活動を弱め、酸が作られるのを抑制してくれます。
なので、酸により歯が溶け出すことがなくなり、むし歯を予防することができるのです。
3)歯質の強化
歯の成分(エナメル質)はフッ素と結びつくとフルオロアパタイトという、虫歯菌の酸に対して非常に強い構造になります。
そのため、むし歯になりにくい丈夫な歯になっていきます。
本日は以上となります。
最後までお読みいただきありがとうございます。
※当院では患者様に安心して治療をお受けいただくために、感染対策を徹底しております。
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『青山一丁目麻布歯科』
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投稿日:2021年6月11日