青山一丁目麻布歯科です。
本日は「子供の虫歯の傾向」についてお話しします。
きちんと歯磨きをすれば虫歯のリスクは下がります。とはいえ一般的な歯磨きだけで、虫歯を完全に防止することはできません。
きちんと歯磨きを行っているつもりでも、どうしても磨き残しはあるものだからです。
では、虫歯を防止するためにはどうすればいいのでしょうか。ここでは大人と子供の虫歯の特徴と、虫歯の予防方法を挙げていきます。
『子供と大人の虫歯の特徴』
プラーク(歯垢)に含まれる虫歯菌が糖を摂り込み、それを分解するときに発生する酸により歯が溶解することで虫歯が発生します。この仕組みについては子供も大人もほとんど同じです。
ただ、「虫歯になる原因」に関しては子供と大人とで傾向が異なります。
『子供の虫歯について』
乳歯の石灰化が妊娠期にスタートし、1歳6か月~3歳までの間に完了します。
永久歯の石灰化は生後すぐに始まり、早い歯は9~16歳あたりで石灰化が済みます。
石灰化が終わっていない歯は硬度が低いですから、大人よりも子供のほうが虫歯に陥りやすいです。
乳歯が虫歯になる要因としては、清涼飲料水などを飲ませること、寝かしつけるときの授乳、卒乳の遅れなどがあります。また、歯磨きをするようになる時期や、フッ素入り歯磨き粉を使い始めるタイミングなどが遅れることによっても虫歯のリスクが上がるとされています。
そして永久歯の虫歯の要因としては、自分でブラッシングをしたときに磨き残しが発生しやすいこと、甘い食べ物や飲み物を多く摂取することなどがあります。
特に奥歯のミゾのところは糖分をあまり摂っていなくても虫歯ができやすいです。このような歯ブラシが触れにくい位置もきちんと磨くことを心がけましょう。
少しでも参考になれば幸いです。
本日も最後までお読みいただきありがとうございます。
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投稿日:2022年7月2日