青山一丁目麻布歯科です。
本日は大人のむし歯の特徴についてお話しします。
『大人の虫歯について』
成人の90%以上が虫歯になっていると見られています(ただし虫歯の程度は人それぞれです)。「成人の歯の疾患と言えば歯周病」というイメージをお持ちかもしれませんが、虫歯に関しても気をつけなくてはなりません。
それでは大人に多い「虫歯が発生する理由」を見ていきましょう。
1:磨き残しによるもの
歯の裏側、歯肉と歯の境目、歯間、奥歯のミゾなど、磨き残しが発生しやすい場所に虫歯ができやすいです。大人になっても歯磨きはきちんと行わなければならないということです。
2:歯周病の影響
「歯周病で歯肉が縮む→歯根面が出てしまう→そこに虫歯が発生しやすくなる」という流れです。
歯根面を覆う「象牙層」は普通の歯を覆う「エナメル質」よりも柔らかいですから、虫歯のリスクが高いと言えます。特にお年寄りはこの場所に虫歯ができやすいです。
3:歯科治療後の詰め物やレジンの内側にも虫歯ができやすい
歯と詰め物の間にも虫歯が発生しやすいです。歯ブラシの毛先が届きにくいですし、深いところまで治療している歯であればあるほどエスカレートするのが早いです。
また、神経を取っているため痛みを感じず、それにより症状を自覚するのが遅くなりやすいとも言えます。
少しでも参考になれば幸いです。
本日も最後までお読みいただきありがとうございます。
青山一丁目駅から徒歩1分の歯医者
『青山一丁目麻布歯科』
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投稿日:2022年7月16日