青山一丁目麻布歯科です。
本日は歯ぎしり対策についてお話しします。
歯ぎしり自体をなくすことはできませんが、対策をして実害を減らすことはできます。どのような対策方法があるのでしょうか。解説していきます。
1:歯を割れにくくする
先ほどもお伝えした通り、歯ぎしりの影響で歯が割れる恐れがあります。特に虫歯がエスカレートしている歯は、残っている歯が減って強度が落ちていますから、力が及んでも割れにくいようにすることが大事です。
具体的には歯と硬度が近いファイバーポストを使ったり、歯冠長延長術をして被せ物を装着するための帯冠効果を確保したりすることで、改善できます。
2:歯列を整える
歯列に問題があると、歯ぎしりをした際にどこかピンポイントに力が集中してしまう可能性があります。
そのため歯列を整えて、「力のかかるバランスがいい歯ぎしり」ができるようにすることも大切です。
ただ、現在の医学・技術では、高精度でこれを実現するのはとても困難です。
3:日中のTHCを減らす
睡眠中の歯ぎしりを減らすことは困難ですが、日中における無意識でのTHC(歯の接触癖)を減らすことはできます。そうすればもちろん歯へのダメージは減ります。
また、もし日中に「イライラすると歯ぎしりをしてしまう」「なんとなく歯ぎしりをしてしまうことが多い」など自覚的・意識的に歯ぎしりをしてしまっている場合は、まずはそれを無理のない範囲で改善してみましょう。
少しでも参考になれば幸いです。
本日も最後までお読みいただきありがとうございます。
青山一丁目駅から徒歩1分の歯医者
『青山一丁目麻布歯科』
東京都港区赤坂8-5-32 田中駒ビル1F
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投稿日:2023年2月10日