歯周病と全身の病気の関係性

 

 

青山一丁目麻布歯科です。
本日は様々な研究により明らかになってきた歯周病と全身疾患の関連についてお話しします。

 

『糖尿病』
「糖尿病患者の、歯周病発症率が高い」というデータがあります。
ですが、「歯周治療をきちんと行うと、血糖値もよくなる」ということも判明しています。

実際に、歯周病・糖尿病を治すために、歯医者さんと医療機関が提携することも増えています。

 

『誤嚥性肺炎』
「飲み込むことに関係する障害」があると、お口の内部の細菌を飲んでしまうことで、「器官」にまで移動し、肺炎が発生する可能性があります。
このような流れで発生する肺炎のことを「嚥下(えんげ)性肺炎」と言います。

とくにお年寄りは「飲み込むこと」に問題を抱えやすいため、気をつける必要があります。

 

『 低体重児出産・早産』
妊婦さんが歯周病にかかっていると低体重児出産や早産のリスクが「2~4倍」にも高くなります。これは喫煙やアルコールの摂取や高齢出産よりも高いのです。

 

『心臓疾患』
心筋梗塞・心内膜症・狭心症が主に挙げられます。
歯周病菌が歯茎から血管内に侵入することで、血管内で動脈硬化を誘発する物質を排出し、血管を狭くしたり血栓が形成され血管を詰まりやすくしてしまいます。

 

『脳梗塞』
心筋梗塞と同様に血管内に入り込んだ歯周病菌が動脈硬化を引き起こし、血栓を作り出す事で脳の血管を詰まらせることに繋がります。
歯周病の人は健康な人と比べて「2.8倍」脳梗塞になりやすいとも言われています。

 

少しでも参考になれば幸いです。
本日も最後までお読みいただきありがとうございます。

 

青山一丁目駅から徒歩1分の歯医者
『青山一丁目麻布歯科』
東京都港区赤坂8-5-32 田中駒ビル1F
TEL:03-6434-9877

投稿日:2021年7月20日

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