青山一丁目麻布歯科です。
本日は適切な歯磨きの方法についてお話しします。
『歯磨きの回数』
実は「1日に何回歯磨きをするか」ということ自体はそれほど重要ではありません。
1日3回歯磨きをしてもプラーク(歯垢)が残ってしまえば、歯周病にかかりやすくなります。
ですが、1日1回磨くだけであってもプラークをきちんと除去できていれば、歯周病などの口内トラブルは起きにくくなります。
そのため特に「歯並びが悪く歯垢が蓄積しやすい人」や「歯磨きが苦手な人」は、1日1回きちんと時間を取って、丁寧に歯磨きをすることをおすすめします。
「1日3回磨くが、毎回磨き方が雑」というのが一番よくありません。
『いつ歯磨きをするべき?』
きちんとプラークを除去できるのであれば、いつ歯磨きをしても構いません。
ただ、「夜寝る前」と「朝夕の食事後」に歯磨きをするのが好ましいとされています。
プラークは「口の中に残った細かな食べ物のカケラ」をエサにして増殖しますから、食事の後に歯磨きをするのは良いことです。
単純に「食べたあとは歯磨きをしたほうが、スッキリする」ということもあるでしょう。
ですが、「食事のすぐ後」は口の中が強めの酸性になっているため、そのまま歯磨きをしてしまうと歯が削れやすいと言えます。
ですから、「食事の30~60分後」に歯磨きをすることを推奨します。
また、就寝中は涎(よだれ)が出にくくなるため、歯周病のリスクが上がります。
ですから、特に寝る前はしっかりと歯磨きをしましょう。
鏡を使って、プラークが残っていないかチェックしながら磨くことをおすすめします。
少しでも参考になれば幸いです。
本日も最後までお読みいただきありがとうございます。
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『青山一丁目麻布歯科』
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投稿日:2021年10月2日