青山一丁目麻布歯科です。
本日は「歯科用CTの5つのメリット」について詳しくお話しします。歯科用CTは、インプラントや歯周病治療の際に重要な役割を果たし、治療の精度と安全性を大きく高めるため、多くのメリットがあります。ここでは、その代表的な利点をご紹介します。
1. 院内での撮影が可能で、提携病院へ出向く必要がない
歯科用CTが院内に設置されていると、すぐに撮影ができるため、別の提携病院に出向く手間が省けます。提携病院でのCT撮影は予約が取りにくく、時間がかかることが多いため、院内での撮影が可能な場合は非常に便利です。また、提携病院でのCT撮影には2万円程度の費用がかかる場合がありますが、院内での撮影は治療費用に含まれていることもあり、患者さんの負担が軽減されることもあります。即座にCT検査が可能であることは、治療のスムーズさにもつながり、より迅速な対応ができます。
2. 医科用CTに比べて被ばく量が少なく、安心して撮影できる
医科用CTと比較すると、歯科用CTは被ばく量が約10分の1に抑えられています。歯科用CTはあご周辺に限定して撮影を行うため、全身を撮影する医科用CTよりも細部にわたる情報が得られ、患者さんにとって安心です。安全面に配慮しながらも、詳細なデータを得られる歯科用CTは、特にインプラントや矯正治療の計画において非常に有益です。
3. 治療の精度が高まり、より安全な治療が可能になる
インプラント治療や歯周病治療を行う際には、骨の状態や歯の位置を詳細に確認することが不可欠です。歯科用CTは高精度の3D画像を提供し、これを元にシミュレーションを行うことで、理想的なインプラントの埋入位置や治療計画を立てることができます。さらに、専用のインプラントシミュレーションソフトを使用することで、理想的な歯の位置と埋入位置をより確実に選ぶことが可能になり、手術の成功率が向上します。こうした準備があることで、患者さんにとって安心でリスクの少ない治療が実現します。
4. 座ったままで撮影でき、高齢者や体が不自由な方にもやさしい
歯科用CTは、頭部のみを撮影するシンプルな構造になっているため、患者さんは座ったまま撮影を受けられます。全身を撮影する医科用CTのように仰向けになったり、衣服を脱いだりする必要がなく、体への負担が少ないのが特徴です。撮影時間も短いため、高齢者や体の不自由な方、小さなお子さまでも快適に撮影が可能です。また、患者さんにとってストレスが少なく、治療前の検査をスムーズに進められるため、効率的な診断と治療が可能になります。
5. 説明がわかりやすく、患者さんの理解が深まる
一般的な平面のレントゲンでは、歯の状態や治療計画を患者さんが理解するのは難しいことがあります。しかし、歯科用CTによる3D画像は、歯や骨の位置関係が視覚的にわかりやすく、患者さん自身も状態を把握しやすくなります。治療内容や治療方針をより具体的に説明できるため、治療への納得感が高まり、不安を軽減することができます。ご自身の口腔内の状態が3Dで確認できることで、治療がどのように進むのかをより深く理解することができます。
まとめ
近年、歯科治療は保険適用外の選択肢も増え、患者さんが自分に合った治療法を選べる時代になってきました。特にインプラント治療は、正確な診断と緻密なシミュレーションが不可欠であり、歯科用CTの有無が治療の質を大きく左右します。
歯科用CTが院内にあることで、迅速で正確な診断ができるため、インプラント治療や矯正治療を検討されている方は、ぜひ歯科用CTの設備がある歯科医院を選択肢に加えてみてください。当クリニックでも歯科用CTを用いた診断・治療を行い、患者さん一人ひとりに適した安心で安全な治療を提供しております。
少しでも皆さまの参考になれば幸いです。本日も最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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投稿日:2024年10月20日