青山一丁目麻布歯科です。
本日は知覚過敏についてお話しします。
『知覚過敏とは?』
象牙質とは、歯のエナメル質の内側にある組織のことです。
歯の表面と比較してやわらかい象牙質が露出してしまうことで、知覚過敏の症状が発生します。
象牙質には、いくつもの象牙細管と呼ばれる管が歯の中心に向かって伸びています。
この部分がむき出しになると、冷たい飲み物等の刺激がその管を通り、歯の内側の神経に伝わります。
これが、知覚過敏の正体で、キーンとした鋭い痛みが出ます。
『知覚過敏、象牙質が露出する主な原因』
①エナメル質の摩耗
歯のエナメル質は、歯の表面にあたる部分で、硬い組織でできています。
身体の中でも一番硬い組織になりますが、日々の生活の中で摩耗し、内側の象牙質が徐々に露出してしまうことがあります。
②歯茎の後退
歯を大切にする意識のある方は多いですが、歯茎は見落とされがちです。
健康な歯茎を維持することは、健康な歯を維持するためにも、とても重要です。
歯茎が後退すると象牙質が露出してしまうことがあるため、歯茎にも気を配ってケアをしていく必要があります。
知覚過敏の予防に最も大切なのは、毎日のケアです。
毎日行うものだからこそ、より良い習慣をつけていかないと、口腔内の健康が維持できなくなります。
次回は、今日から実践できるケアについて紹介させていただきますので、是非取り入れてみてください。
本日も最後までお読みいただきありがとうございます。
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『青山一丁目麻布歯科』
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投稿日:2022年5月10日