青山一丁目麻布歯科です。
顎関節症は多くの日本人が悩む疾患であり、その原因や症状の度合いに応じて様々な治療法が存在します。
この記事では、非外科的手法から手術までの治療の選択肢を紹介し、どのような状況でそれぞれの治療が適しているのかを解説します。
非外科的治療法
- 物理療法: 熱や冷たさを用いる、マッサージやストレッチなどの方法で、痛みを緩和するための治療です。
- 薬物療法: 炎症や痛みを和らげるための非ステロイド性抗炎症薬や筋弛緩剤が処方されることがあります。
- マウスピース: 歯ぎしりや食いしばりの影響を緩和するために、マウスピースを用いる方法です。正確な噛み合わせをサポートし、顎関節にかかる負担を減少させます。
手術的治療法
- 関節鏡検査: 顎関節の状態を詳しく調べるために、関節鏡を使用する方法です。治療としても利用され、関節内の異常や炎症を直接治療することが可能です。
- 開放手術: 重度の顎関節症の場合や、関節鏡検査での治療が困難な場合に選択される方法です。関節の部分的な再建や修復を行うことで、機能の改善を目指します。
治療選択のポイント
- 症状の重さ: 軽度から中度の症状であれば非外科的治療法が最初に試みられることが多いです。
- 原因の特定: 顎関節症の原因によって、治療のアプローチが変わることがあります。例えば、歯ぎしりが主な原因であれば、マウスピースが効果的です。
顎関節症の治療は、患者の症状や生活習慣、願望などを総合的に考慮して決定されることが多いです。自身の状態に合わせた最適な治療法を選択するために、信頼できる歯科医師や専門医との相談を重ねることが大切です。
少しでも参考になれば幸いです。本日も最後までお読みいただきありがとうございます。
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投稿日:2023年10月5日