青山一丁目麻布歯科です。
本日はホワイトニングの禁忌症についてお話していきます。
《絶対的禁忌症》
・無カタラーゼ症の方
ホワイトニングには過酸化水素、過酸化尿素という薬剤を使用しています。
無カタラーゼ症の方は、薬剤に含まれる成分を体内で分解できず、体内に成分が蓄積され進行性口腔壊死などの危険な疾患を招く恐れがあります。
診断方法としては、歯周ポケットの中に過酸化水素水を1滴塗布し、白い泡が出ない場合は無カタラーゼ症の疑いが強いとされています。
《相対的禁忌症》
・妊婦、授乳中の方
妊娠、授乳中の女性がホワイトニングをした際の安全性の確立が行われていないためです。
《ホワイトニング効果が望めない歯》
・エナメル質、象牙質形成不全症
・重度なテトラサイクリン歯
・歯の修復物(詰め物)
・神経のない歯
ホワイトニングは天然歯にのみ効果があるため、それ以外はホワイトニングできません。
神経がない歯の場合は、歯の裏から穴をあけ薬剤を入れて白くする、ウォーキングブリーチという施術が可能な場合もございます。
詳しくは歯科医師にお尋ねください。
銀座線、半蔵門線、大江戸線
青山一丁目駅4番南出口から徒歩1分の歯医者
『青山一丁目麻布歯科』
東京都港区赤坂8-5-32 田中駒ビル1F
TEL:03-6434-9877
投稿日:2020年10月27日